本学の教職大学院は、老虎机游戏３年度に大きく拡充されました。「総合教育高度化プログラム」と「教科教育高度化プログラム」の２つのプログラムからなり、それぞれが多様な専門性をもつサブプログラムから成り立っています。本大学院が目指すのは、かかわり、考え、つながり、問い直しつづけながら「社会の変化とともに学び続ける教員」「実践的探究力と課題解決力をもった教員」の育成です。特に大切にしているのが、教職実践者として実践を深く省察しながら、実践と理論を往還する研究力の向上です。そのために、豊かな教職経験を有する実務家教員と、それぞれの研究分野に高い見識を持つ研究者教員との協働のもとで、充実した教育プログラムを展開しています。
　これからも埼玉県地域の教育ニーズに応えつつ、力量ある教員の育成に力を入れていきます。

大学院教育学研究科長 

　教職大学院では、教員免許を取得した後に、教員としての人生をより豊かにするための理論と実践との結びつきを学修できます。これから教職に就く学卒院生と、教職者として実践してきた現職院生が、共に学びながら、それぞれの課題意識に沿って研究を深めます。大学教員は、特定の領域に関する専門家ですが、その専門性だけでは教育現場の高度に複雑化した課題を解決することは不可能です。院生は、自身の課題解決への示唆を得るために、教職大学院の多くの大学教員の専門性を綜合して、教育現場の協力を得ながら、課題を探究します。その成果は、『課題研究報告書』として教職大学院のホームページで公開されていますので、ご参照ください。教職大学院を修了された先輩方は、埼玉県内外の所属校や教育委員会等で活躍されています。教職者としての人生に、ぜひ当大学院での学びを活かしてください。

専門職学位課程
教職実践専攻長