人工知能AI搭載のロボットを活用した英語教育の実証実験(教育学部 山本利一教授 共同研究)
2017/6/30
6月29日(木)、教育学部附属幼稚園において、教育学部 山本利一教授とタケロボ株式会社が共同開発した人工知能AI(IBM Watson:ワトソン)搭載のロボットを使った英語教育の実証実験が行われました。山本教授とタケロボ株式会社は、教育現場で新たな学修支援ツールを作るため共同研究を行っており、今回の実証実験もその一環で行われました。
園児1人に1台のロボット(Robocot)をあてて、会話をしながら英語を学ぶ取組みで、山本教授のゼミ生や園児30名が参加しました。着ぐるみのかわいらしいロボットの画面に「これはなにかな?りんごは英語で『アップル』って言うんだよ。英語で言ってみよう。」と表示された後、園児たちはマイクに向かって、元気な声で「アップル!」と英語で答えると、「じょうずに言えたね!」とロボットが褒めてくれていました。教育現場のAI活用について、山本教授は「これからは子ども一人一人の能力に合わせた学修支援ができるようになる。」と今後の期待を話しました。
人工知能AIを搭載したロボット(Robocot)
ロボットに話しかける園児と寄り添う山本教授(左)とゼミ学生
興味津々の様子で英語で話しかける園児
「もっと、お話したい」とロボットとの会話を楽しみました
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