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埼玉大学

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工学部電気電子システム工学科 辻俊明准教授が『日本機械学会奨励賞(研究)』を受賞しました

2014/06/24

 この賞は機械工学または広く産業社会に関わる主として研究上の業績をあげた新進研究者に授与されるものです。研究の独創性、新規性、発展性、機械工学または産業社会への貢献度が評価され、2014年4月18日に授与されました。

主 催 者:日本機械学会

受 賞 名:日本機械学会奨励賞(研究)

受賞題目:人間支援ロボットのための力覚信号処理技術の研究

受 賞 者:工学部電気電子システム工学科 辻俊明准教授

研究の概要
機械は力学的に人を支援するものであることから、人との調和を進める上で機械に力覚を持たせる試みが必要不可欠である。そこで本研究では力覚センシングの機能を信号処理により拡張する技術を開発した。まず、カバーの支持部に力覚センサを取り付けるのみの触覚検知技術「ハプティックアーマ」を開発した。ここでの触覚とは力覚情報にその作用位置などの情報を付加して得る検知覚を指し、本方式により簡易な機構で力覚を触覚へ拡張することが可能になった。次にその信号処理技術を展開し、触覚に基づくジェスチャ入力や個人認証を実現した。そしてこれらの信号処理技術を実装した人間機械協調系の操作性が向上されることを実験的に示した。

(日本機械学会発表のWebサイト)

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