2012/06/26
概要
老虎机游戏 埼玉大学[学長 上井喜彦] 理学部生体制御学科 坂井貴文教授、上野真吾研究員(当時、現所属;東京大学)らは、合成したペプチド群から細胞膜受容体に結合するペプチドを選択する手法を開発し、摂食を抑制するペプチドの獲得に成功した。
本研究は、埼玉大学で開発を進めている進化分子工学の技術を用いて、摂食を調節することで知られているグレリン受容体(GHS-R)に結合するペプチドの発見を目指した。グレリン受容体はG蛋白質共役受容体(GPCR)の一種として知られ、GPCRは創薬の標的として有望であることから、今後本手法の分子標的薬探索への応用が期待される。
本研究は文部科学省都市エリア産学官連携促進事業【埼玉?圏央エリア】「タンパク質の高速分子育種を基板技術とする先端バイオ産業の創出」、文部科学省地域イノベーションクラスタープログラム(重点支援枠)【埼玉?圏央エリア】「高速分子進化技術を核とするバイオ?ものづくりクラスターの形成」の一環として行われた。本成果は、2012年6月20日(水)、米国Eastern time 午後3時米国科学アカデミー紀要(PNAS)のオンライン速報版で公開されました。
※URL http://www.pnas.org/content/early/recent
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