[埼玉大学産学官連携協議会]第23回定期総会?産学連携事例発表を開催しました
2022/06/20
6月17日(金) ソニックシティビル市民ホールにおいて、埼玉大学産学官連携協議会 第23回定期総会(第1部)産学官連携事例発表(第2部)を開催しました。協議会会員を中心に86名の方に参加いただきました。
第1部 定期総会
定期総会では、牛窪啓詞会長の挨拶に次いで、議事を進行しました。2021年度事業報告案及び決算案、2022年度事業計画案及び予算案、役員改選の各号議案について、事務局から報告及び提案があり、満場一致で承認されました。今回の役員改選に伴い、牛窪啓詞現会長が名誉会長に、AGS株式会社 原俊樹代表取締役社長が新会長に就任されました。
会長挨拶(牛窪啓詞会長)
左:黒川秀樹副会長 右:原俊樹新会長
第2部 産学官連携事例発表
第2部の産学官連携事例発表では、埼玉大学 坂井貴文学長より「埼玉大学の近未来ビジョン」と題し、特別講演が行われました。大学概要にはじまり、最近のトピックスや第4期中期目標期間の取組、産学官連携の状況等について講演いただきました。
産学官連携事例/研究トピックスの紹介では3件の講演が行われました。
はじめに、大学院理工学研究科 本間俊司准教授より「数値流体シミュレーションによる粘着剤開発支援」と題し、本協議会会員企業であるサイデン化学株式会社との共同研究概要、公的外部資金獲得の成果について発表いただきました。
次いで、大学院人文社会科学研究科 水村典弘教授より「経済学部による社会連携の取組について」と題し、経済学部3教員の研究業績や、水村教授の研究分野である経営倫理?コンプライアンスについて様々な実例を交えながら研究トピックスを紹介いただきました。
最後に、オープンイノベーションセンター 松岡浩司センター長より「研究会活動紹介」と題し、これまでの研究会活動の成果や、今年度活動中の5研究会について紹介を行いました。また、『埼玉大学研究シーズ集2022-23』を中心とした大学研究シーズ活用の呼びかけがありました。
特別講演(坂井貴文学長)
特別講演の様子
- 本間俊司准教授
- 水村典弘教授
- 松岡浩司オープンイノベーションセンター長
標記総会は、3年ぶりの対面による通常開催となりました。今後とも産学官連携諸活動推進に向け、大学-会員間の交流の機会をご提供できるよう検討してまいります。