saidaiseeds2016-17
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埼玉大学研究シーズ集2016-17■?研究概要■?産業界へのアピールポイント■?実用化例?応用事例?活用例3次元実装構造超伝導デバイスで大面積検出器を実現!超伝導検出器、X線、中性子、テラヘルツ波、高分解能、3次元実装キーワード【最近の研究テーマ】●超伝導検出器を用いたテラヘルツ波検出器の開発●超伝導検出器を用いた中性子検出器の開発●超伝導検出システムの小型、低消費電力化に関する研究●超伝導検出器の理論限界への挑戦田井野 徹 准教授情報メディア基盤センター(大学院理工学研究科 数理電子情報部門)超伝導センサは、他のセンサでは実現できないような感度をもっています。感度が高いことは、つまり今まで見えなかったものが見えるようになる、ことを意味しています。性能に優れる超伝導センサですが、1画素あたりの有感面積が小さいことが欠点として挙げられます。それを克服するために、超伝導業界では殆ど取り組まれていない3次元実装化に注目しました。3次元実装とは、デバイスが集積された基板を縦方向に積層化することです。この利点は、通常であれば基板という平面、つまり2次元空間内でしかデバイスを配置できなかったことが、高さ方向まで拡張できることにあります。構造は簡単ではありますが、それを実現するのはなかなか手強く、日々学生達と議論しながら一歩ずつ研究を進めているところです。●高感度センサを、大面積かつ最小不感面積で実現●吸収体の選択により、様々なフォトンに対応可能●注目を集める超伝導量子コンピュータをはじめ、低温分野における3次元実装への対応●特許に関しては現在出願中●テラヘルツ波を用いたセキュリティ用センサ●中性子を用いたインフラ構造物非破壊検査●医療分野、食品分野における放射線検査〈3次元実装構造を有するSTJのイメージ〉〈テーパー型貫通孔の断面図〉情報通信技術55

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