坂井学長発案の「生と死」を考える講義に大野埼玉県知事が登壇
2024/7/17
教養?スキル?リテラシー科目「死のデュナミスと生のエネルゲイア」は、「学生たちに、死について考えることを通じて生の意義を再確認し、生きるエネルギーを得てほしい」という坂井貴文学長の発案から企画され、昨年度から開講しています。本講義では、専門分野の壁や研究と実践の壁を取り払い、様々な専門分野や立場から生と死について議論します。
今年度は生涯学習に対する社会的要請にこたえるという観点から、本講義を開放授業としても実施しています。
7月12日(金)の講義では、外務省出身で中東調査会研究員などを務めた大野元裕 埼玉県知事をお招きし、テロ、イスラームの視点から「生と死」について講演いただきました。普段は県政に従事されている大野知事の異なる一面を見ることができた貴重な機会となり、講演後の質問セッションでも受講者からの問いに一つ一つ丁寧に回答いただき、理解を深めました。
受講した学生からは「テロについて日本も他人事ではない、改めて危機意識を持たないといけない」といった感想が寄せられ、今回の講義を通じて、本テーマに対する新たな視点を得るとともに中東の複雑な情勢についても学ぶことができました。