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埼玉大学

2023年度ニュース一覧

埼玉大学研究機構社会変革研究センター脱炭素推進部門シンポジウムを開催しました

2023/12/4

11月21日(火)、本学研究機構棟7階大会議室において、社会変革研究センター脱炭素推進部門シンポジウムを開催しました。本シンポジウムには、産業界をはじめ自治体や大学関係者など、会場での参加者52名、オンライン参加者67名、計119名が参加しました。

埼玉大学 坂井貴文学長による開会挨拶

会場の様子

基調講演「沖縄におけるカーボンニュートラルの取組」

基調講演では、琉球大学工学部教授(工学部附属地域創生研究センター長)千住智信氏より、「沖縄におけるカーボンニュートラルの取組」と題して、諸外国、日本及び沖縄における脱炭素化の動向をはじめ、沖縄のカーボンニュートラルに関する課題や取り組みについて、紹介されました。

琉球大学工学部教授
(工学部附属地域創生研究センター長) 
千住 智信氏

講演の様子

第1部「脱炭素先行地域の取り組み」

第1部では、さいたま市、埼玉大学、芝浦工業大学及び東京電力パワーグリット株式会社埼玉総支社の4者より、「脱炭素先行地域の取組」について講演が行われ、各機関による取組が紹介されました。本学からは、有賀健高脱炭素推進部門長より、「脱炭素先行地域に係る埼玉大学の取組について」と題して講演が行われました。

「さいたま市の脱炭素先行地域について」
さいたま市環境局 環境共生部
脱炭素社会推進課長 中園 忠和氏

「芝浦工業大学大宮キャンパスの脱炭素化に向けた挑戦」
芝浦工業大学 副学長
磐田 朋子氏

「地域?お客さまとともに実現するカーボンニュートラル」
東京電力パワーグリッド株式会社 埼玉総支社
副総支社長 田山 雄平氏

「脱炭素先行地域に係る埼玉大学の取組について」
埼玉大学社会変革研究センター
有賀健高 脱炭素推進部門長

第2部「脱炭素に係る研究開発」

第2部では、埼玉大学社会変革研究センターの部門の1つである「脱炭素推進部門」で行われている研究活動の紹介を中心とした脱炭素に係る研究開発について、講演が行われました。本学からは、社会変革研究センター脱炭素推進部門の荻原仁志教授及び八木修平准教授より、それぞれ「化学産業の電化を実現するための電解反応プロセス開拓」、「太陽光発電の主力電源化に向けた太陽電池材料の研究開発動向」と題し、発表が行われました。

参加者アンケートでは、「脱炭素先行地域および沖縄における具体的な脱炭素の課題と取組みを知る機会となった」、「第2部の脱炭素に係る研究開発がよかった。特に、太陽電池材料開発、電解反応プロセスの両先生の発表に興味がわきました。」といったご意見やご感想をいただきました。社会変革研究センターでは、今後も脱炭素社会の実現に向けて、地域社会に貢献していきます。

「カーボンニュートラルに向けた需要対策
-空気の熱エネルギーなど熱の再エネ活用-」
東京電力ホールディングス株式会社
技術統括室/水素事業準備室長 プロデューサー
矢田部 隆志氏

「太陽光発電の主力電源化に
向けた太陽電池材料の研究開発動向」
埼玉大学社会変革研究センター
脱炭素推進部門 八木 修平准教授

「化学産業の電化を実現するための
電解反応プロセス開拓」
埼玉大学社会変革研究センター
脱炭素推進部門 荻原 仁志教授

埼玉大学社会変革研究センター
綿貫啓一センター長による閉会挨拶

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