本学卒業生 ミロイコ?スパイッチ氏のモンテネグロ首相就任に関して
2023/11/2
2023年10月31日、本学卒業生のミロイコ?スパイッチ氏がモンテネグロの首相に就任しました。
スパイッチ氏は埼玉大学経済学部にて4年間学び、卒業されています。
坂井学長コメント
本学の卒業生であるミロイコ?スパイッチ氏がモンテネグロの新首相に就任されましたことを、心からお祝い申し上げます。
スパイッチ氏は、国費留学生として埼玉大学経済学部にて4年間学び、卒業されました。在学中の2010年には、日本がアジアで果たすべき役割を論じた論文が、NRI学生小論文コンテストにて優秀賞を受賞しました。スパイッチ氏が本学で過ごされた4年間は、かけがえのない経験であったことと思われます。
本学で学ばれた経済学をはじめとする学問を生かし、モンテネグロの発展と安定に貢献されることを心よりお祈りしております。また、スパイッチ氏が日本とモンテネグロの友好関係を一層深め、両国の関係を強化してくださることを期待しております。
スパイッチ氏がこれからも夢や目標に向かって努力を重ね、さらなる成功を収められることを心から願っております。
埼玉大学長
坂井 貴文
井原経済学部長コメント
この度はミロイコ?スパイッチさんのモンテネグロ首相就任、誠におめでとうございます。
スパイッチさんは埼玉大学経済学部に留学生として4年間在学し、2012年3月に卒業しました。当時の指導教員からは、母国モンテネグロに対する想いがとても強く、他の留学生や日本人学生からも愛されるフレンドリーなお人柄の人物だったと聞いています。また、スパイッチさんが在学中に受賞したNRI学生小論文は、ヨーロッパにおけるユーゴスラビアの経験と今後の中国の更なる台頭を見据え、日本がアジアで果たすべき役割を論じたものですが、世界を視野に収めた見識を早くも示しており、現在の首相就任を予見させるかのような内容となっています。政治経済情勢の極めて複雑な現在の東欧地域において、このようなスパイッチさんの先見性、幅広い視野、そして愛される人柄はきっと生かされるものと信じています。
今後のご活躍をお祈り申し上げます。
経済学部長
井原 基