学生が株式会社さいたまアリーナと地域活性化の課題に取組む「課題解決型プログラム」最終講義で提案発表
2023/6/28
6月9日(金)、本学と株式会社さいたまアリーナが連携し、第1タームで行った「課題解決型プログラム」(基盤科目全5回)の最終講義がさいたまスーパーアリーナTOIROにおいて開催され、坂井貴文埼玉大学学長並びに林 直樹さいたまアリーナ代表取締役社長をはじめ多くの同社員に対し、学生たちが地域活性化に向けた課題解決につながる提案発表を行いました。
初回の講義時にさいたまアリーナ側から、さいたま新都心の活性化につながる課題として①さいたまスーパーアリーナのイベントがない日でもにぎわいを生み出す仕掛け、仕組みとは?②さいたまスーパーアリーナの集客を新都心エリアにどう波及させるか?の2つが示され、講義履修者27名が5グループに分かれてそれぞれが1つの課題を選択(①の課題が3グループ、②の課題が2グループ)し取り組みました。
講義の冒頭、坂井学長より「本授業は、与えられた課題に対して、様々な学問分野の知識とともに、現地調査やアンケート、また、仲間とのディスカッションを通して社会実装を念頭に置いた解決策を提案するものであり、知識だけでなく、問題解決力の涵養がその大きな目的の一つです」とのお言葉がありました。
林 直樹さいたまアリーナ代表取締役社長
坂井貴文埼玉大学学長
課題解決の提案
①の課題提案
?グループB(人工芝を敷く、芝生広場の改善、けやき屋台の開催、パブリックビューイング開催)
?グループD(働く世代、ランニングinさいたまスーパーアリーナ、サウナinけやきひろばを効果的に宣伝するには)
?グループE(シン?トシン計画)
②の課題提案
?グループA(木の温かみ、誰もが楽しめる文房具ひろば、交流掲示板、フォトスポット/トリックアート、フォトスポット/階段イルミネーション、たまアリ△タウンのお得な情報を発信)
?グループC(新都心フォトラリー)
各グループによる発表後、グループDから提案のあった働く世代へのスポーツをする機会の提供については「にぎわいを生み出すだけでなく、社会課題の解決を目指す提案である」と林代表取締役社長より強い関心が示されました。
最後に、林代表取締役社長より全体を通しての挨拶があり、「さいたま新都心はさいたまスーパーアリーナの他、国や県の施設、マンション等多様な施設が集まった場所であり、また、街びらきをして23年と若い街である。この若い街をこれからも学生の力をお借りして、もっともっと大きな楽しい街にしていきたい。」と学生に語りかけ最終講義が終了しました。
※埼玉大学とさいたまアリーナは、2023年3月より双方が有する人的?物質資源を有効活用することで、埼玉大学周辺およびさいたま新都心地域を中心とした持続的発展と人材育成に寄与する目的で包括的連携協定を締結しており、このプログラムはその取組みの1つです。
グループAの発表の様子
グループBの発表の様子
グループCの発表の様子
グループDの発表の様子
グループEの発表の様子