さいたま市?埼玉大学共同シンポジウム「さいたま市の近未来ーさいたま市の10年後の社会を中心にー」を開催しました
2023/6/12
5月28日(日)さいたま市?埼玉大学共同シンポジウム「さいたま市の近未来-さいたま市の10年後の社会を中心に-」を、本学研究機構棟大会議室にて開催しました。地域市民を含む60名近い参加者があり、関心の高さがうかがえました。
開会の挨拶として、さいたま市の清水勇人市長よりビデオメッセージにて、産学官金連携による地域創成への大きな期待が示されました。
第1部の基調講演では、さいたま市経済局商工観光部の寺村泰昭部長より「さいたま市における2040年問題(団塊ジュニア世代が直面する社会課題)」と題する講演が行われ、さいたま市における社会課題が紹介されるとともに、本学大学院理工学研究科の綿貫啓一教授より「人に寄り添う技術の研究開発および健康寿命の延伸に向けた取組み」と題して、本学における研究開発事例が紹介されました。
第2部のパネルディスカッション「さいたま市の近未来に向かっての健康施策等とその形成について」では、本学大学院理工学研究科の本間俊司准教授によるファシリテーションの下、①医療?ヘルスケア、②労働?雇用、③10年後のさいたま市の3つのトピックスについて、さいたま市 経済局商工観光部産業展開推進課の馬場康行課長、さいたま市産業創造財団の佐々木哲也事務局長、埼玉医科大学医学部の千本松孝明教授、埼玉県立大学大学院保健医療福祉学研究科の濱口豊太教授、埼玉りそな銀行法人部の加藤嘉夫部長、本学大学院理工学研究科の平松薫教授、および本学の黒川秀樹理事(研究?産学官連携担当)?副学長の7名のパネリストにより、活発な議論が行われました。
閉会挨拶では、本学の坂井貴文学長より、地域市民を含む産学官金民で一丸となって、この地域の未来社会像を描いていきたい旨の言葉がありました。
参加者へのアンケートでは、9割超が「大満足」「満足」と回答し、満足度の高いシンポジウムとなりました。
本学では今後も、さいたま市地域の発展に向け、産学官金民で議論する場を積極的に設けていきます。
開会挨拶 さいたま市 清水勇人 市長(ビデオメッセージ)
基調講演① さいたま市経済局商工観光部 寺村泰昭 部長
基調講演② 埼玉大学大学院理工学研究科 綿貫啓一 教授
第2部 パネルディスカッションの様子
閉会挨拶 埼玉大学 坂井貴文 学長