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埼玉大学

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第1回 XRISM core-to-core Science Workshopを開催しました

2022/10/25

集合写真

10月19日(水)~21日(金)、埼玉大学総合研究棟1号館シアター教室にて「第1回 XRISM core-to-core Science Workshop」(主催日本学術振興会?埼玉大学、共催JAXA 宇宙科学研究所)を開催しました。

XRISM(X-Ray Imaging and Spectroscopy Mission)は、2023年度に打ち上げが予定されている日本の7番目のX線天文衛星です。XRISMのミッションは、2016年に運用を停止したX線天文衛星ASTRO-Hが担っていたサイエンスのひとつ「宇宙高温プラズマの超高分解能X線分光」を早期にかつ確実に回復し、世界に届けること。銀河団やブラックホール、超新星爆発?超新星残骸など莫大なエネルギーを伴うダイナミックな天体現象を、従来の観測装置の30倍高い分光性能で調べます。

XRISM衛星の打ち上げをいよいよ来年度に控え、日本は埼玉大学を拠点とし、NASA、ESAを結ぶ国際連携プログラムを立ち上げました(JSPS研究拠点形成事業(先端拠点形成型) / JSPS Core-to-Core Program for XRISM; コーディネーター埼玉大学大学院理工学研究科 准教授 寺田幸功)。このプログラムの目的は、XRISMの科学成果創出を強化し、若手育成を行うことです。

今回のWorkshopは、JSPS研究拠点形成事業の支援を受けた最初の研究会で、XRISM衛星に関わる若手研究者の育成?交流を目的としています。当日は現地?オンライン合わせて約150名が参加。日本国内外の講師による講演、学生による研究発表や闊達な意見交換が行われました。今回はコロナ禍の影響で限定的な開催となりましたが、オランダ拠点から2名の海外研究者をお招きした講義や、米国拠点からの遠隔講義を実施することができました。また、優秀なポスター発表を行った若手に対し、3件の最優秀賞と4件の優秀賞を授与し、最優秀賞受賞者には、欧米に長期間派遣して海外研究者との議論を深める機会が与えられました。

10月21日(金)はJAXA相模原キャンパス特別公開に合わせて埼玉大学からワークショップ会場の中継が行われ、埼玉大学生を含む学生3名が研究内容や今後の抱負を話しました。今後のXRISM衛星と研究者の活躍にどうぞご期待ください。

講演する寺田幸功准教授

ポスター会場

ポスター賞を受賞された皆さん

参考URL

XRISM一般向けウェブサイトこのリンクは別ウィンドウで開きます

JSPS core-to-core program for XRISMウェブサイトこのリンクは別ウィンドウで開きます

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