女子サッカー応援イベント「We are Saitama! ～埼玉と女子サッカー～」を開催しました
2022/5/24
5月12日(木)と19日(木)の2日、2021年9月に開幕した日本女子プロサッカーリーグ（通称「WEリーグ」）に関するイベントを開催しました。
埼玉大学は埼玉におけるサッカー発祥の地と言われており、また教育研究機関として「ジェンダー」や「ダイバーシティ」といった観点を推進する立場から今回のイベントを主催。両日ともに浦和レッズでプロ選手として活躍し、現在本学教育学部の教員を務める 菊原伸郎 准教授をコーディネーターにパネルディスカッションや座談会を行いました。
5月12日(木) パネルディスカッション「WEリーグとダイバーシティ」
(上段左から)田代美江子副学長、岡島喜久子 WEリーグチェア、(下段)菊原伸郎 准教授
5月12日(木)は、WEリーグの初代チェア(代表理事)を務める岡島喜久子 氏と、本学教育学部教授でジェンダー教育学を専門とする田代美江子 副学長(ダイバーシティ推進?キャンパス改善担当)が登壇し、「WEリーグとダイバーシティ」をテーマとしたパネルディスカッションを開催しました。
ディスカッションでは、ダイバーシティを推進する本学とWEリーグの取組は重なる部分が多いことや、埼玉県内を拠点とする3クラブ(三菱重工浦和レッズレディース、大宮アルディージャVENTUS、ちふれASエルフェン埼玉)が行う「WEアクション(WEリーグの理念にある多様性社会の実現に向けた社会事業活動)」についての説明などがあり、それぞれが行うダイバーシティ推進活動の共有や意見交換が行われました。
5月19日(木) 安藤選手、鮫島選手、荒川選手、柳田氏による座談会
(上段左から)菊原伸郎 准教授、鮫島彩 選手、荒川恵理子 選手、(下段左から) 柳田美幸 氏、安藤梢 選手
5月19日(木)は、WEリーグに所属する安藤梢選手（三菱重工浦和レッズレディース）、鮫島彩選手（大宮アルディージャVENTUS）、荒川恵理子（ちふれASエルフェン埼玉）の3選手と、三菱重工浦和レッズレディーススタッフでさいたま市教育委員会委員も務める柳田美幸氏をお迎えした座談会を行いました。
座談会では怪我との付き合い方や、海外生活で感じた日本とのギャップ、シュートの秘訣や女子サッカーの魅力等について、アットホームな雰囲気の中、各選手が自身の経験や意見を発表。選手同士笑い合いながら、過去の面白エピソードなどを披露する場面などもありました。座談会の最後には、「勝負は時の運と言いますが、どう捉えていますか」「座右の銘を教えてください」といった視聴者からの質問が届けられ、「準備をしっかりすることで運を手に入れることができると思う」など、ご自身の経験を交えて回答いたいただきました。
最後に「WEリーグは今シーズンできた日本初の女子サッカープロリーグということで、まだまだ知っている人が少ないと思うので、もっと広げていかないとなと思っています。是非スタジアムに来てください」「失敗を恐れずに、何事にもチャレンジして欲しいです。失敗したらそのあとどうしたら良いかを導き出したときに成長すると思います」等、視聴者へ向けて各選手からメッセージがあり、笑顔に溢れた座談会は終了しました。
参考URL
