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国費外国人留学生の優先配置を行う特別プログラムに採択 ―南西アジアなどのアジア貧困地域における「持続可能な開発目標(SDGs)実現」に向けて―

2022/2/9

文部科学省では大学院や学部の優れた留学生受入れプログラムに対して、国費外国人留学生制度を活用した支援を行うことにより、各大学において優秀な留学生を獲得する仕組みの構築を促すことを目的に当該事業を実施。

このたび本学では2件の特別プロ­グラムが採択され、2022年秋より国費外国人留学生16名が大学院理工学研究科(博士後期課程)へ優先配置されることになりました。

1.エネルギーシステム?情報通信技術革新国際人材育成プログラム

(1)プログラムの要旨
 自然災害や不安定な政情により貧困に苦しむアジア地域を中心とした発展途上国から優秀な学生を国費?私費留学生として受け入れ、多角的な工学分野からアプローチすることにより、独立電源を基盤とするエネルギーシステムの普及拡大、及び情報通信技術のスマートシティ化への応用に関する高度な教育?研究指導を英語及び日本語により行い、当該地域の基礎生活の向上と持続可能な産業発展に貢献できる高度な専門知識と技術を有する人材の育成を目指す。
(2)研究分野
 理工系?工学?情報工学?電気電子工学?機械工学
(3)受入予定学生数
 プログラム入学定員:20人(うち優先配置希望枠数(国費):8人 私費留学生:8人 日本人学生:4人)

2.発展途上国貧困地域に適用するグリーン?サステナブルケミストリー技術開発を担う人材育成プログラム

(1)プログラムの要旨
 主に南西アジアなどの優秀な留学生を国費優先配置および私費留学生として受け入れ、貧困地域の社会および経済発展に必要な技術革新を捉え、グリーン?サステナブルケミストリーの実現に必要な化学分野に関する博士後期課程?研究指導を3年間行い、博士の学位を与える。アジア地域における国際教育連携コンソーシアムの一層の強化、ならびに環境負荷の抑制と持続可能な産業発展に貢献できる高度な人材の育成を目指す。
(2)研究分野
 理工系?化学?複合化学?グリーン?環境化学
(3)受入予定学生数
 プログラム入学定員:20人(うち優先配置希望枠数(国費):8人 私費留学生:8人 日本人学生:4人)

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