皆で創ろう新しい日本-東京藝術大学参与 三田村有純名誉教授をお招きした講義を開催
2022/2/4
講義後の集合写真
日本人学生?留学生がともに学べる「国際共修授業」として開講されている教養学部の専門科目「Introduction to Japanese Culture」。ホームページでは講義の様子を毎週お伝えしています。
今年度最後の授業となった1月27日(木)の授業では、東京藝術大学参与の三田村有純 氏をお招きし、「皆で創ろう新しい日本」と題した講義を行いました。講義は三田村先生から出題された日本文化の「衣」、「食」、「住」、「遊」、「音」、「道」、「節」、「祈」、「文」、「絵」、「匠」、「心」、「今」の13項目100問のワードを読み解く「和文化検定」から始まり、これまでの日本文化の講義を振り返りつつ、聞きなれないワードについては三田村先生から丁寧に解説いただきました。また、漢字の音読みと訓読みの違いや、お椀をもって食事をする日本独特の文化等についてもお話いただき、理解を深めました。
また、「わびさび」の意味について、変化した状況を「さび」、壊れたもの、変わりゆくものに感じる心を「わび」と表現していることにも触れました。
2021年10月から毎週お届けしてきた「Introduction to Japanese Culture」の授業も、本日が2021年度最後の講義となりました。毎週様々な分野の講師の方々から日本文化について学んだ学生たち。今後、この講義を通して学んだ日本文化を国内外に発信し、次の世代につなぐ懸け橋になってくれることでしょう。
東京藝術大学参与 三田村有純 氏
教室の様子