英語で学ぶ日本の仏教と神道 -平泉公式ガイドVincent Cumming氏を招いた講義を開催
2020/12/2
講義後の記念撮影
日本人学生?留学生がともに学べる「国際共修授業」として開講されている教養学部の専門科目「Introduction to Japanese Culture」が、今年は対面とオンラインのハイブリッド型授業として開講されています。
11月26日(木)の講義では、世界遺産である平泉にて公式ガイドを務めるVincent Cumming氏を講師としてお招きし、「An Introduction to Japanese Buddhism and Shintoism」と題した講義を行いました。
講義では、仏教の誕生から日本伝来、日本における宗派についてお話しいただいた後、五輪塔や宝篋印塔といった、お寺でよく見られる仏塔をご紹介いただき、また如来、菩薩、明王といった、良く耳にするものの詳細を知る機会が少ない仏教用語について学びました。
その後、神道についても説明いただくと共に、ヴィンセント先生がガイドを務められている平泉の中尊寺についてもお話しいただき、マルコ?ポーロが東方見聞録の中で伝える「黄金の国ジパング」は、中尊寺金色堂がモデルになっているという一説があることなど、平安時代に日本第二の都市として繁栄した平泉についてお話しいただきました。
今回、Vincent先生は岩手県奥州市のご自宅から授業に参加。一連の講義では初めて、先生がリモートという環境でしたが、学生はいつもどおり教室や自宅から受講し、大変スムーズに授業が進行しました。
奥州市から講義を行った
Vincent Cumming 氏
講義後にヴィンセント先生と談笑する
ミャンマーからの留学生