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埼玉大学

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本学学生がJR東日本大宮支社との「課題解決型インターンシップ」で最終提案を発表

2020/2/25

2月17日(月)、本学と東日本旅客鉄道大宮支社(JR東日本大宮支社)が連携し、第3~4タームで行った「課題解決型インターンシップ」(基盤科目全15回)の最終提案発表会がJR東日本大宮支社において開催され、山口宏樹埼玉大学長並びに大西精治JR東日本大宮支社長をはじめとする多くの同支社社員に対し、学生たちが地域活性化に向けた課題解決につながる提案発表を行いました。
今回は、お客さまによりわかりやすく快適に鉄道をご利用いただく上での課題である「鉄道輸送障害時の情報提供」および「駅や車内でのマナー」について、講義履修者22名(うち1年生が19名)が学部?学年混合型の5グループに分かれ、解決策を検討しました。

埼玉大学とJR東日本大宮支社は、2015年8月より双方が有する人的?物質資源を有効活用することで、埼玉大学周辺および埼玉県を中心としたJR東日本沿線地域の持続的発展と人材育成に寄与する目的で連携協定を締結しており、このプログラムはその取組の1つです。

5つの学生グループの提案発表の様子(上下)


実証実験期間中、学生が作成したポスターが
大宮駅埼京線ホームに貼られました

1.授業スケジュール(9/26~2/17)
第1回 オリエンテーション:課題解決型ISの意義?目的
第2回 JR東日本大宮支社総務部長講義?質疑応答
第3回 サービス品質改革室講義?テーマ発表
第4回 グループ分け?今後の進め方の確認
第5回~第8回  グループワーク:テーマや検証内容の絞り込み?コンテンツの完成
第9回~第12回  実証実験(現地視察?ヒアリング?アンケート)の実施とその検証
第13回~第15回  グループワーク:(最終発表に向け)資料作成?発表準備?練習
最終回 提案発表

2.各班の具体的な提案タイトル
1班(異常時1班):異常時情報提供サービスの改善に向けて
2班(アンチモレスタ):痴漢防止
3班(プロジェクトS):電車内や駅構内におけるマナー向上に関する提案
4班(しあわせの道徳):JR東日本アプリによる異常時情報提供
5班(SESC):エスカレーターを2列に乗ってもらおう

3.課題解決のプロセスを進める上での条件
今回の授業では、コストをなるべくかけず、JR東日本大宮支社にある既存の設備を有効活用して実行すること。

4.課題解決のプロセスを進める上での特徴
大宮駅や武蔵浦和駅、埼京線車内において約1ヶ月におよぶ実証実験の機会を設け、お客さまに対してポスター?ディスプレイ?車内放送?構内放送による情報提供を行い、どのくらいの効果があったのか検証を行い、エビデンスに基づく改善提案を作成し、最終提案発表会において伝える力も試されました。

5.JR東日本大宮支社社員との関わり
授業全般にわたり多くの社員(大宮駅?武蔵浦和駅?与野本町駅?大宮車掌区?大宮運転区?大宮機械技術センター)が関わり、課題の背景や理由などを丁寧に説明するとともに、学生のアイデア?発想に対して真に実行できるのか企業側の視点で助言?指導しました。

大西 JR東日本大宮支社長
山口 埼玉大学長
授業を担当された石阪教授

参考URL

石阪 督規 (イシザカ トクノリ)|研究者総覧このリンクは別ウィンドウで開きます

課題解決型長期インターンシップ |Webシラバスこのリンクは別ウィンドウで開きます

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