教養学部 国際共修授業最終講義 「日本についてもっと知ろう-文化芸術の観点から」を開催
2019/1/31
三田村先生を囲んで記念撮影
教養学部では、留学生と日本人学生が共に学ぶ「国際共修科目」である「Introduction to Japanese Culture」(コーディネーター:埼玉大学フェロー 加藤 基 氏)を開講しています。1月24日(木)の最終講義では、東京藝術大学参与で、日本芸術院賞も受賞されている江戸蒔絵赤塚派第十代 三田村 有純先生をお招きし、「日本についてもっと知ろう-文化芸術の観点から」と題した講義を行いました。
東京藝術大学教授在任時には欧州からの招請により、欧州11ヶ国漆芸の交流調査を実施。またその際には在ベルギー日本大使館で講演を行い、欧州の人々へ日本文化?芸術の発信にも尽力されました。講義ではその経験も織り交ぜながら、縄文時代からの日本の歴史、文化、そして芸術についてお話いただき、学生は三田村先生の芸術へ対する真摯な想いに心を打たれていました。
三田村先生は「若いときに海外を知ることが大切であり、海外を見てきて欲しい。明日を作るのは若いあなたたちです。」と講義を締めくくり、学生からは「何代にもわたって価値ある無形の財産を継承することの大切さを学んだ」、「日本人としての誇りを胸に、どんどん世界へ目を向けたい」等の感想が寄せられました。
三田村先生は、講義の前に山口宏樹学長を表敬訪問され、本学出身の根岸右司フェローと同じく日本芸術院賞を受賞された方で、芸術文化について和やかな懇談が行われました。
三田村 有純先生
講義の様子
表敬訪問後の記念撮影
(写真左から:埼玉大学フェロー 加藤 基氏、東京藝術大学参与 三田村 有純氏、山口 宏樹学長)
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